サラ金から借りることへのハードル

サラ金から借りた体験談

これは、私が学生のころの体験談となります。当時、私は役者を目指しておりました。ですが、この役者というものは、何かとお金が入用になります。やれ養成所代だの、やれ稽古場代だので何かと調子よくお金をせびられるのです。私もその都度必死にアルバイトをし、日銭を稼いでなんとか支払いをこなしていたのですが、支払いがどんどんかさばっていってしまい、大学四年のときに、とうとう首が回らなくなってしまいました。給料日は支払いに間に合わず、バイトに行くための定期券はおろか、持ち合わせの現金すらろくにない状況でした。

 

 

このままでは、養成所も退所となり、バイト先にもいけずに、進退窮まってしまう。どうにかならないものか、と頭を抱えている目に入ったのがカードローンの広告でした。簡単・即日・内緒で、と甘い文句が書かれており、それにつられ、私は初めてカードローンのお世話になりました。

 

 

最初は、暗いビルの一角に設けられた無人契約機の前に長々と座らされ、契約の手順を踏み、お金を借りることに一歩ずつ近づいていく度、後ろめたさと緊張で、泣けてくるのがわかりました。しかし、いざ契約が完了し借りるためのカードを受け取った瞬間そんなものはすべて吹き飛んでしまいました。

 

 

働いていないのに、カードを機械に通せばお金が出てくる。どんなに支払いが切羽詰ってきついアルバイトを根詰めてやらずとも支払いができる。まさに魔法のカードだと思えました。私はあんなに悩んでいた支払いを一括で済ませ、定期券も買い、ついでに好きな洋服も買いました。

 

 

…今振り返ると、支払いに追われる日々から一瞬解放されて、金銭的な価値観が崩れていっていたのではないかと思います。お金に対してストイックにならなくなりましたし、何より、実際に借りることができたことにより、カードローンで借りることは怖いことではないという認識を得てしまったからです。もちろんそんな認識の中、きついアルバイトもせず、お金を気にせず暮らし続ければ、また切羽詰まった状況になります。

 

 

そこからは芋づる式でした。カードローンへのハードルの低くなっていた私は、頭が回らなくなってまた一社、果てには、忘年会シーズンの資金のためにもう一社と簡単に借りていってしまいました。今思うと、なんて軽率で馬鹿げたことをしたのかと思いますが、一度お金を借りることへのハードルが下がってしまったら、先を見据えて稼ぐということをしなくなってしまうのです。

 

 

困ったら借りればいいと思えてしまうからです。

 

 

現在、私は役者を続けております。相変わらずお金の入用な職業です。そしてそれに加え、今まで使ったカードローンの返済に追われる日々です。その返済を行うために今まで以上にアルバイトをしております。私からお伝えしたいのは、決して借りるなということではありません。

 

 

人生において切羽詰った状況というのはあるものでございます。ただ、そういったやむおえない事情のとき以外は、一度立ち止まって考える時間があってもいいのではないかと思います。一度下がってしまったハードルは決して元に戻りません。私はもう総量規制の関係上お借りすることはできませんが、支払いを続けていく中で、ふと、働く手を休めると、どこかでどうにかして借りられるんじゃないか、という考えが首をもたげます。働かなくても返していけるんじゃないか、と思っていしまいます。以前のように、計画的にストイックにお金を稼ぐ自分にはもう戻れないのだと思います。

 

 

カードローンを使うことは、悪いことではありません。しかし、どうやって付き合っていくかを深く考えることを、私はお勧めしたいです。ご利用は計画的に、とはよく言ったものだと思います。

 

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